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【エルネスト】キューバってどんな国?いろいろあった歴史をご紹介。

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こんにちは六郎です。

遂に今週、映画【エルネスト】公開ですね。でもキューバってどういう国か持ってる情報少ないですよね。

折角オダギリジョーがでていて日本・キューバ合作の映画なのですから、事前にキューバがどんな国なのか予習しておきたいですね。


と言う訳で今回はキューバがどのような歴史を歩んできたのかをご紹介。





コロンブスによって発見・スペイン時代

世界史にキューバの名前が登場するまで、南アメリカから来た先住民が暮らしていた。

↑探検家コロンブス。スペインの船団を率いてキューバに上陸した。

キューバは1492年にコロンブスによって発見され、スペインの支配下になります。なので公用語はスペイン語。

スペインの統治の元、砂糖等の農業、南北アメリカとヨーロッパの中継地点と言う恵まれた地理的環境により発展するキューバ。

しかし強制労働、虐待など多くの奴隷が酷使される苦い時代でもあった。

キューバ独立。でもアメリカの…

19世紀の初め頃からアメリカ大陸周辺のスペインの植民地は次々に独立し、キューバも独立の気運が高まり、

1877年第一次キューバ独立戦争。

1895年に第二キューバ独立戦争。

第二独立戦争にアメリカがキューバ側で介入しスペインに勝利。しかしアメリカの影響下の状態での独立になってしまう。

キューバの主力産業の砂糖等の多くの産業がアメリカ企業に支配され、キューバ国内にはアメリカ軍の基地が置かれることに。

赤:ハバナ(キューバ首都) 青:グァンタナモ

この時に置かれたグァンタナモ基地は今もまだアメリカ軍のものである。

ようやく独立したのに、ほとんど飼い主が変わっただけの状態のキューバでは反米感情が当然高く、政治体制は不安定だった。

軍事独裁政権からキューバ革命へ

↑キューバで独裁政治を行ったバティスタ大統領。

政情不安の続く中、1952年にクーデターによりバティスタ独裁政権が発足。
親アメリカの独裁政権の元でキューバはアメリカに搾取される時代が続く。

アメリカの支援を得る独裁政権に対して、ゲリラ戦を行いキューバ革命を起こしたのがカストロ、そして、チェ・ゲバラである。

チェ・ゲバラってどんな人?キューバ革命についてはこちら

世界滅亡寸前の大事件「キューバ危機」

カストロが中心となったキューバ政府だが、独裁政権を支援していたアメリカにとっては面白くない事であった。

カストロ政権とは別の政権を建てようとアメリカが動いたので、キューバはアメリカと対立していたソ連に接近するようになる。

↑国連でキューバに建設されたミサイル基地を議論する様子

こうして、アメリカと対立したキューバがソ連の核ミサイルの基地をキューバ国内に建てようとして起きたのが、

「キューバ危機」である。

↑キューバ近海でのソ連潜水艦とアメリカ航空機とアメリカ船

 

キューバ危機が一触即発の事態まで発展したのは、

・初めて核の脅威に晒されたアメリカであったが、既に核の脅威に晒されているヨーロッパの信頼を守る為、迂闊な譲歩はできない。

・戦力で劣る中、なんとかアメリカに一手打ちたいソ連。

という思惑もあり、世界滅亡に最も近づいた事件になった。

↑Il-28(イリューシン28)。ミサイルだけでなく、核兵器を搭載できる爆撃機もキューバに送られていた。

 

キューバ危機がどれ程危なかったかというと、

話し合いでの解決の他に、キューバの準備ができる前にアメリカ軍の攻撃が計画されていたのだが、冷戦後の情報公開で、

・ワシントン、キューバにあるアメリカ軍グァンタナモ基地への核攻撃の準備はすでに終わっていた。

・数千名しかいないから短期で制圧できると予想していたキューバ軍兵士は4万人もいた。

・アメリカ軍が上陸してきても短距離の核ミサイルで迎撃する準備もできていた。

 

…マジで話し合いで済んでよかった。

冷戦から現在

キューバ危機なんて起こしたもんだからキューバとアメリカの決裂は決定的になり、ソ連頼みの経済になるが、ソ連が1991年に崩壊。キューバ経済は大打撃を受ける。

キューバは国営企業の民営化、観光業の発展でなんとか経済危機を乗り切り、

対立の続いたアメリカとも2015年になってようやく、国交を回復させることができた。

 

キューバは治安もよく、国が観光業に力を入れているので海外初心者でも行きやすい国と評判ですよ。

↑世界遺産のロス・インヘニオス渓谷

キューバってどんな国?文化、観光をご紹介。

美しい自然、クラシックカーなどのアメリカとの国交が無いからこそ残った文化。

独自の見どころがある国なので、私、六郎もいつか行ってみたい国ですキューバ。

 

今回はここまで、

ご閲覧ありがとうございました。

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