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【エンタープライズ】アズールレーンより史実が最強すぎる空母!?

更新日:

世界で最も活躍した軍艦は何ですか?

こう聞かれたらワタクシ六郎はこう答える。

「米空母エンタープライズ」

 

今回は太平洋戦争、否!歴史上最も活躍したと言っても過言でない軍艦【エンタープライズ】の史実をご紹介。

アズールレーンの方でも最強格だしね。

 

オイ、艦これのイベントが目の前に来てるのに他のゲームのキャラの元ネタ紹介してる暇あるの?馬鹿なの?死ぬの?
(#`皿´)=○)゚3゚)・∵.ブハァ

_(´Д`」 ∠)_お気持ちはご察ししますが…この【エンタープライズ】15回も損傷を受ける程の激戦に身を置きながら、太平洋戦争の開戦から終戦まで存在していたマジでトンデモナイ戦歴をお持ちの稀代の殊勲艦…

つまり、最も日本海軍の前に立ちはだかった艦。太平洋戦争を調べる上で是非知ってもらいたい。

と言うか…ゲームより史実の方がチート性能てどゆこと!?(ll゚д゚ll)





エンタープライズ・名前の意味、年表と主要地図

エンタープライズの史実での御姿。ヨークタウン級航空母艦の2番艦。

エンタープライズカッコよすぎる名前の意味

エンタープライズの名前の意味は「冒険心」「困難への挑戦」

超カッコいい名前じゃん(゚Д゚ノ)ノ

 

名前のEnterpriseのE、Excellence:優秀のE、efficient awads:能率の良い艦艇に授与された賞のE。

から愛称はビッグE。
どんだけ高評価ナノ(°Д°;

なおエンタープライズと言う名前はアメリカ海軍にとって非常に由緒正しい名前で彼女は7代目のエンタープライズ。

ちなみに8代目エンタープライズは

世界初の原子力空母。

エンタープライズ年表・太平洋戦争ほとんど出てるじゃん…

太平洋海戦で最初から最後まで戦ったエンタープライズ。故にその年表はトンデモナイ事に…

※上の日付はその戦いの期間。エンタープライズが参加していない日もある。

ってほとんどじゃん(:″*゜;)!?これで15回も攻撃受けたんでしょ!?八面六臂、獅子奮迅ってレベルじゃねーぞ(@_@;)

ちなみに真珠湾攻撃時には居なかったが、この表以外にも太平洋戦争中に哨戒やら陸上攻撃などを何度も行っている。

エンタープライズ太平洋戦争主要地図

そんなわけで太平洋戦争の大半の戦いに参加したエンタープライズ。当然関連地図も凄いことに…


赤:真珠湾 青:ミッドウェー海戦(もっと北)緑:ソロモン海戦 黒:南太平洋海戦 
ピンク:トラック島空襲 黄:マリアナ沖海戦 紫:シブヤン海戦 水色:エンガノ岬沖海戦
シブヤン海戦とエンガノ岬沖海戦はレイテ沖海戦のでの戦い)

ほぼ太平洋戦争で起きた戦いに参加してるからね……

エンタープライズ・世界史上最高の武勲艦の史実

上の年表の中から特にエンタープライズが活躍した戦いを解説。

ドーリットル空襲・日本本土初空襲

真珠湾攻撃により幕を開けた太平洋戦争。当初、日本軍の怒涛破竹の勢いに米国の士気は著しく挫かれた。

そこで計画されたのが「日本本土空襲」である。

エンタープライズは長距離爆撃機を満載した同型妹艦「ホーネット」を護衛し日本本土に接近。


ホーネットに搭載された爆撃機「B-25」 ドーリットルとは爆撃隊の指揮官の名前。

爆撃隊は東京や愛知、兵庫等を爆撃。

ドーリットル空襲によりアメリカは息を吹き返し、日本は米空母部隊の撃滅、哨戒基地の確保の為、ミッドウェー島へ急ぐことになる。

ミッドウェー海戦・太平洋戦争のターニングポイント

ミッドウェー島を占領し、米空軍部隊を引き出し殲滅する為に行われたミッドウェー島攻撃だったが、

米軍の守備隊が多数(予想の数倍)配備されていたため日本空母艦隊はミッドウェー基地攻撃に気を取られてしまう。

 

そこにエンタープライズ達米空母の攻撃隊が襲来。

↑回避運動をとる蒼龍。

現地時間1942年6月5日10時20から30分。大日本帝国海軍南雲機動部隊正規空母「赤城」「加賀」「蒼龍」は数分で爆炎と化した。

残った最後の空母「飛龍」も沈めることに成功するが、飛龍の反撃は

姉艦であるヨークタウンを大破させる↑苛烈なものだった。(ヨークタウンは潜水艦伊168の雷撃により轟沈)

ソロモン諸島の戦い・エンタープライズだと!?奴はドックでは…

ミッドウェー海戦の後、日本はアメリカとオーストラリアを分断すべくソロモン諸島に矛先を変える。

エンタープライズは8月の第二次ソロモン海戦、10月の南太平洋海戦(サンタクルーズ諸島沖海戦とも)に参加し共に中破の損害を受ける。

↑第二次ソロモン海戦で中破したエンタープライズ。艦の後部から煙が上がっている。

南太平洋海戦で爆撃を受け中破したエンタープライズ。

特に南太平洋海戦ではホーネットが轟沈し、アメリカが太平洋で使用できる空母が存在しなくなる致命的損害を出してしまった。

日本はこの機を生かすべく、第三次ソロモン海戦が勃発。しかし、

 

そして1隻の応急修理された航空母艦があった。 - 米海軍少将トーマス・キンケイド

なんとエンタープライズは修理中で第一エレベーターは使用禁止、一部甲板は膨張した状態であるも出撃。

エンタープライズ艦載機は戦艦「比叡」を攻撃するなど第三次ソロモン海戦の勝利に貢献する。

2週間で中破した空母を戦闘可能にする米工業力や恐ろしや……

マリアナ、レイテそして沖縄、終戦へ…

1943年を過ぎるとアメリカはさらに工業力を存分に発揮し新型艦船が次々完成。エンタープライズも久しぶりに米本土に戻り魚雷対策のバルジ増設、新型カタパルトの設置。アイスクリーム製造機を新型に更新など改修工事を受けた。

 

そしてエンタープライズは後を後輩に任せ前線から遠のかない!

太平洋に戻ったエンタープライズは早速太平洋の諸島奪還作戦に動員され上陸支援などの任務に就き、1944年2月には日本軍の太平洋の一大拠点のトラック島を空襲。

この頃にはすでに日米の戦力差は顕著になり

1944年6月のマリアナ沖海戦では日本空母9隻に対しアメリカはエンタープライズを含む15隻だった。

米軍は空母数だけでなく、艦載機やレーダー等の対空防衛力も日本を上回っていた。

マリアナ沖海戦で勝利したアメリカはフィリピンに進出。

日本はフィリピンを死守すべくレイテ沖海戦に至るが、すでに戦争の帰趨は決しておりレイテ沖海戦3日目のエンガノ岬沖海戦にて日本海軍空母機動部隊は壊滅した。

 

レイテ沖海戦後、エンタープライズは誘導灯など夜間装備をつけ夜間空母に改装され硫黄島の戦い、沖縄戦に参加する。

 

しかし、1945年5月14日。エンタープライズに26機の神風特攻隊が襲来。1機の特攻機が前部エレベーターに突入。

エレベーターが120m上空に吹き飛ぶ程の大爆発を起こしエンタープライズは大破炎上した。

しかし、何度も損傷しているエンタープライズ。ダメコン班の能力は尋常でなく僅か30分で鎮火、その日の任務を続行した。

 

突入した特攻機のパイロット富安 俊介(とみやす しゅんすけ)中尉(22歳)は

「これまで日本海軍が3年かかってもできなかったことを、たった一人で一瞬の間にやってのけた」と称賛され、発見された遺体は米軍兵士と同じように水葬された。

しかしこの攻撃で空母機能を失ったエンタープライズはアメリカに帰国し終戦を迎えた。

 

修理されたエンタープライズは戦後の復員任務を行い、1947年2月17日に退役した。

エンタープライズ凄すぎ武勇伝

・「赤城」「加賀」「比叡」「瑞鶴」「武蔵」等の超一級の主力艦から小型艦などエンタープライズが撃沈、撃沈に貢献した船舶は70近く。それとは別に200隻近い船舶に損傷を与えた言われる。

※上の数字は戦時下なので当然誤報、膨張混じりのもの。でもエンタープライズずっと戦ってるから相当戦果挙げてるでしょ……
(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル

・戦果が凄いので貰った勲章もたくさん。米空母初の大統領感状、英国海軍本部ペナント(イギリス以外の船で初)他に従軍星章が20個!?

・何度も損傷しているエンタープライズ。日本も沈んだと思って撃沈発表を行っているが、その数ナント9回!!Σ(O_O;)
エンタープライズだと!!奴はもう沈んだハズじゃ……(οдО;)×9回

 

・歴史上空母同士が戦ったのは、
「珊瑚海海戦」「ミッドウェー海戦」「第二次ソロモン海戦」「南太平洋海戦」「マリアナ沖海戦」「レイテ沖海戦(エンガノ岬沖海戦)」の6回しか起きていない。

そのうちエンタープライズは珊瑚海海戦以外の5回の戦闘に参加し、↑瑞鶴(解説はこちら)とは4度戦い、翔鶴とは3回相対した。

・真珠湾攻撃の2日後の12月10日潜水艦「伊70」を撃沈。太平洋戦争で最初に失われた日本海軍の軍艦が伊70。

・ドーリットル空襲の前にも42年の3月3日に南鳥島(日本の最東端)を攻撃。初の日本領への空襲を行う。

まとめ

マジで史上最高の殊勲艦。

初めは日本の敵の憎い奴と思うかもしれないが、エンタープライズもいつ沈むかわからない戦場で何度も損傷し、生き抜いたうえでの戦果である。

もはや恨みなどなく感嘆の息と共に、アンタ本当に凄い船なんだなと呟いてしまう。

 

と言うか、この記事の写真のエンタープライズ殆ど損傷してるし(oωo;)そんな激闘の中で太平洋戦争生き残ったすんごい娘。
スペック的に優れたわけでなく運と技量。

 

ホント、アズールレーンでエンタープライズが強キャラなの当たり前じゃん。だって実績がおかしいモン。

艦これに出てきても史実がコレだから期待しますなぁ( ´艸`)

 

8代目エンタープライズは50年もアメリカ海軍を支え2012年に退役したが、2025年就役予定の空母が9代目エンタープライズに決まった。

 

太平洋戦争で日本海軍と最も争い、最も向き合った強敵。とも

エンタープライズ、その勇気と健闘、正に天下無双。お疲れさん。

9代目エンタープライズ、これから世界の平和よろしく頼むで!戦友ともよ(*^∀゚)ъ

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