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ドイツ 第二次世界大戦

ドイツ海軍・第二次大戦までの状態とUボートの通商破壊ウルフパック

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第二次世界大戦の日本の同盟国ドイツ。

数年でヨーロッパを踏破し、伝説的な活躍を残したティーガー、パンターと言った鋼鉄の猛獣の戦車隊を有する世界最強の陸軍。

その陸軍を支援しメッサーシュミット、フォッケウルフ、ユンカースなど優れた航空メーカーの名機が揃う空軍。

 

でも……

ドイツ海軍ってどうだったの(。´・ω・)?

 

世界を震撼させた電撃戦の影に隠れてイマイチ日本だとその活躍がピンとこないイメージのドイツ海軍。

ところが、一番ドイツと戦ったイギリスが最も脅威を感じていたのは海軍だった!?

 

今回は日米の大艦巨砲の決戦とは異なる――海の下の狼。ドイツ海軍をご解説。

 

上の画像の潜水艦U_995は現在ドイツのキールと言う町で展示されている。

近くにはプリンツ・オイゲンのスクリューなんかも有るゾ。
m9( ー`дー´)ドイツ行ったときにご覧になられては。





第二次世界大戦の頃のドイツ海軍ってどんな海軍?

意外にも第一次世界大戦時、ドイツはイギリスに次ぐ世界第二位の海軍国。

 

しかし敗戦によりドイツは軍を縮小させられ、海軍は1万トン以下の軍艦のみに制限されていた。

ちなみに1万トンと言うと重巡洋艦クラス。世界第二位から戦艦すら持てないとは……orz

 

しかし、ドイツは「だったら1万トンで戦艦作ってやんよ」
(=゚д゚)=○と斜め上の船を建造。

↑ドイチュラント級装甲艦。ポケット戦艦とも呼ばれる。ちなみに↑は後ろから。

重巡洋艦の船体に28cm3連装砲を2基搭載!( ・´ー・`)
そこm9( ー`дー´)コラ画像みたいとか言わない!

 

さらに1935年に再軍備宣言が行われ、

ドイツ海軍は1944年頃までに戦艦10隻、航空母艦4隻等を建造する計画を立てイギリスとの戦いに備えた。
٩(๑>∀<๑)۶ガンバルゾー

 

しかし……

 

総統閣下:ごめん。イギリスとの戦争、39年に始まっちった。
(・ω<)テヘペロ

(  ゚Д゚)

( ゚Д゚)

ナンデス(๑º ロ º๑)トーーーー!?

第二次世界大戦の開戦時に完成していたのは戦艦3隻(ビスマルクとシャルンホルスト級2隻)で空母は0。軽巡も駆逐艦も全然足りまへん(゚∀。)

こんな状態でイギリス海軍に勝てるわきゃねーだろ!!
˚‧º·(˚ ˃̣̣̥⌓˂̣̣̥ )‧º·˚

太陽の沈まない国【イギリス】目の前の海軍大国

そもそも当時のイギリスがどれ程の強国だったのか。

まずは↓の地図をご覧ください。

これが大英帝国(1921年頃)だ……。
((((;゚Д゚)))))))大英帝国マジ大英帝国。

当然世界中の土地を守る海軍は世界トップレベルで、第二次世界大戦の開戦時に空母が7隻、戦艦は10隻以上を保有していた。

 

そんなイギリスとアメリカに、ちょんまげ切ってから5,60年で肩並べて世界三大海軍の一角張ってる日本はやっぱりおかしい。

イギリス海軍に勝たずにイギリスを降伏させろ!ドイツ海軍の通商破壊作戦

水上艦ではイギリスに勝ち目がないドイツは潜水艦での通商破壊作戦を海軍の主軸にする。

当時の潜水艦は今ほど高性能な兵器ではなくほとんどの海軍では補助艦の扱いで、建造に何年も掛かる戦艦空母と違い低コスト短期間での建造が可能だった。

更にドイツのUボートで700隻建造されたⅦ型は全長60~70m台で各国の潜水艦は100m前後。

 

伊号第一潜水艦(写真上側、全長97.5m)とU52(下の写真全長67.1m)

 

更に効率的な輸送船団への襲撃の為に新戦術も編み出された。

輸送船団を発見した潜水艦が付近の潜水艦に連絡を取り、複数の潜水艦で待ち伏せ包囲攻撃を行う「群狼作戦」(群狼戦術とも)英語ではウルフパックと言うカッコイイ名前の戦法でイギリスの輸送路(シーレーン)をズタズタに荒らし回った。

こちらはブンカーと呼ばれる鉄筋コンクリート製のUボートの整備基地。

ドイツは占領したフランス北部などにブンカーを多数建造し、空爆に耐える安全なドックでUボートは整備を受けることができた。

対潜技術の向上、海狼は狩られる側へ。悲劇のUボート

ドイツが通商破壊作戦が順調だったのは僅かな間だった。

イギリスとてただ指を咥えていてばかりではない。

無線の逆探知や対潜ソナー等を発展させ、アメリカが50隻も作った護衛空母が何隻もイギリスへ援助され、しだいにUボートは輸送船を襲う海の狼から狩られる獲物になっていった。

↑イギリスが開発した対潜装備ヘッジホッグ。ハリネズミの名前と見た目通り対潜爆雷をばら撒く。

 

 

しかし、それでもドイツはUボートを造り続け通商破壊作戦を続行し続けた。

 

Uボートがいるから対潜装備を、護衛艦を作らなければならない。

Uボートが居なくなったら潜水艦対策に使っていた物資を、欧州奪還へ向けての戦車、航空機へ注ぎ込んでしまう。

連合軍の反撃を1日でも遅らせる為にUボートは出撃した。立場の逆転した大西洋の狩場へ。

 

結果ドイツは1,100隻を超えるUボートを建造し850隻近くを失った。Uボート部隊は全ドイツ軍で最も死亡率の高い部隊だった。

まとめ

Uボートは元はドイツ語で潜水艦全般を指す言葉だった。

しかし第一次、第二次世界大戦による活躍から同時期のドイツ潜水艦を指す言葉になった。

二つの世界大戦で上げたUボートの戦果は、

第一次世界大戦:建造約300隻。商船約5,300隻撃沈。
第二次世界大戦:建造1,131隻。商船約3,000隻、空母2隻、戦艦2隻撃沈。

 

44隻25万トン撃沈したトップエースのオットー・クレッチマー。

イギリス本国艦隊の本拠地スカパフローへ侵入し係留していた戦艦ロイヤル・オークを撃沈したギュンター・プリ―ン等やっぱりチート軍人いるし。

Uボート関係では↑の本がオススメ。大西洋の脅威はトップエースのクレッチマー艦長の記録。

Uボート・コマンダーはUボート艦長を務めたペーター・クレーマー氏が自ら著した本。戦記ものの回想録にしては読みやすい文章なのでオススメです。

 

戦艦部隊だってビスマルクは最後までカッコいいし、シャルンホルストとグナイゼナウは共同で空母沈めてるし、ティルピッツは孤独の女王って異名持ってるし(良い意味かは別)なによりイギリス海軍ドイツに引き付けてくれて太平洋に派遣遅らせたし。

 

意外とドイツ海軍頑張ってたんですよm9( ー`дー´)

今回はここまで、

ご閲覧ありがとうござます。

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